「腹八分目」に医者いらず。
「腹八分目」が健康の基本と長く信じられてきました。
しかし、これが逆だったとしたら?
様々な研究が進んで、従来の常識が覆されるのは少なくありません。
例えば、かつては運動中の水分摂取はいけないこととされていましたが、
現代において、これを唱える人は少ないでしょう。
では、「腹八分目」に関する説はどうでしょうか?
順天堂大学医学部特任教授(医学博士)の奥村康氏が興味深い考察を
されています。
3点の理由により「腹八分目」は逆効果というものです。
◆様々な食物を摂取することが長寿につながる
”いま、日本人の寿命がこれほどまでに延びたのは、戦後、外国の食文化が入ってきて、
米だけでなく卵や肉類などさまざまな食材を食べるようになってきたからと考えられています。
平均寿命はあまり延びていませんが、ステーキや寿司などバラエティ豊かな食事ができる富裕層に限ると、
寿命は非常に延びているとのことです。”
個人的には、富裕層はストレスが少なく、高度な医療が受けられるという理由もあるかなと思います。
◆「食べたいと思ったもの」は、いま身体が必要としているもの
動物の本能として、
「食べたいと思ったもの」は、いま身体が必要としているもの =
食べたいと思うものは好きなだけ食べなさいということです。
”粗食でベジタリアンの人が長生きするというデータはありません”ということです。
これは、なんとなく理解できます。
◆「カロリー制限が長寿につながる」という学説が、じつは人間には当てはまらない
これはびっくりです。
現代人は運動量が少なくなったため、普通に食べると、成長が止まった大人はカロリー過多になると
思っていました。
要約すると”動物は次に食物とれるのが、いつか分からない。したがって動物は食べられるときに、食べられるだけ食べる。
一方、人間はいつ食べられるか分からないという状況は無い。
したがって、お腹いっぱい食べてもそれが、「腹八分目」、
人間は無意識に食事量を調整しているため、無理に食事制限する必要はない”いうことです。
私は食べ放題の店に行くと貧乏性のため、食べ過ぎてしまい、
後で気持ちが悪くなってしまったり、後悔することが多々あります・・・
この説、みなさんどうお考えでしょうか。
試してみるときは、自己責任でお願いします(^^;
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