ドブロックの江口直人さんが、書類送検されました。
理由は飼育が規制されている特定外来生物の「カミツキガメ」を無許可で飼っていたためです。
さて、「カミツキガメ」ですが、「ワニガメ」とどう違うのでしょうか。
それとも同じカメで呼び方が違うだけなのでしょうか。
結論からいいますと同じ「カミツキガメ科」ですが、種が違います。
見た目もまったく異なりますので、違うカメですね。
◆カミツキガメ
・生息地は北米~南米北部です。
・甲長が40㎝には達します。カミツキガメ科では最少です。
・『攻撃性』がとても強い水棲ガメです。
陸上にいるとき警戒心が強くなり、より攻撃性が強くなるそうです。
見た目とは逆に「ワニガメ」より攻撃性は高いです。
・ 顎の力は普通のカメより強いですが、「ワニガメ」程ではありません。
人間の指を食い千切ったり、他のカメを甲羅ごと捕食するのは無理です。
・天敵はワニや大型のヘビ、肉食性の大型鳥類・哺乳類です
具体的にはアライグマも天敵だそうです。
但し、日本においてはそれらがほとんど存在しないため、天敵と呼べるのは人間だけになります。
◆ワニガメ
・生息地は米国南部です。
・ 甲長が80㎝に達すると言われてる大型種で、カミツキガメ科最大です。
「ワニガメ」は口の中(下あご側)にイトミミズのような構造物があり、それで餌となる生き物をおびき寄せます。
待って、捕食するタイプですね。
・ 顎の力は非常に強力で、口径に収まる生き物であれば『カメ』でも甲羅ごと捕食します。
また、人間の指などは数本まとめて食い千切ることも可能です。
・『ガメラ』のモデルとして有名です。
・ 水面上に出た3本の背甲キールが『ワニが浮かんでる』ようにも見え、
そこからアリゲーター・スナッパーと呼ばれるようになった。
・天敵は本物のワニと人間だけのようです。
・食用やペット用で乱獲され絶滅が危惧されています。
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