強い吐き気と下痢がつらいノロウイルス。寒い時期に流行しますが、ピークは12月から1月にかけてです。
小さいお子さんやお年寄りがよくかかるイメージがありますが、免疫力や抵抗力が落ちていると大人もかかり易くなります。
そんな怖いノロウイルスですが、感染してしまった場合の潜伏期間や完治までの期間はどのくらいなのでしょうか。
感染してしまった場合、家族や職場、学校などで他の人にうつさなうように注意が必要です。
ここではノロウイルスの潜伏期間と完治に必要な期間について説明します。
この記事の目次
潜伏期間は1~2日間
ノロウイルスは感染してから症状が発症するまでは、一般的に1~2日間です。
人やその時の身体の状況によりますが、早い人で10時間で発症します。
ノロウイルスは飛沫感染、接触感染ですが、この症状が発症しない潜伏期間中は、他の人にうつす可能性は低いです。
まあ、発症していないので、自分がノロウイルスに感染している認識が無いので、感染力があったとしても気を付けるのは難しいですが。(^^;
発症から完治に必要な期間は1~3日間
ノロウイルスに症状は強い吐き気・下痢・腹痛などです。38度くらいの発熱があることもあります。
発症してからは1~3日間で症状は治まります。
なお、ノロウイルスは風邪と同じように治療薬が存在しないため、対処療法のみになります。
下痢や嘔吐で水分不足になりため、水分を補給して、身体を休ませて体力を失わないようにして、ウイルスが出ていくのを待つことになります。
発症している期間は当然、他の人うつる可能性がありますが、症状が治まっても3日程度はウイルスが抜けきっていません。
したがって、発症してからは最低1週間程度は他の人にうつす力を持っていますので注意してください。
感染させないポイント
1.マスクの着用
2.触ったところの除菌
3.外出での排便を控える
1はいいともして、2は特別な除菌剤(ノロウイルスはアルコール消毒の効果はありません)が必要ですし、3は身体の自然活動ですので抑えるのは厳しいですね。
結局はなるべく外出は控えて、人との接触を少なくするのが一番効果的です。
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