成人年齢を現行の20歳から18歳に引き下げる民法改正案と関連法の改正案が可決されました。
政府は政府は2022年4月の施行を目指しています。既に選挙権は2018年6月から18歳以上に変更されています。
また、世界の主要国は18歳成年が多数派です。
なぜ18歳に引き下げたのか?
なぜ、今般、成人年齢が18歳に引き下げられたのでしょうか?
調べてみたのですが、正直、ピンとこないのですね。表向きには以下の理由みたいです。
- 世界の標準の成人年齢が18歳だから
- 早くから若者に社会参加してもらい、政治に関心を持ってもらいたい
- 社会的責任、経済的責任の意識と自覚を持ってもらいたい
一方、真(裏?)の意味は以下のようです。
- 国民年金の加入年齢を引き下げるなど税収を増やしたい
- 労働人口を増やしたい
- 消費を拡大させたい
大学の進学率が高いので、労働人口や消費の拡大につながるかというと、効果は少ないと思いますが、国民年金の加入年齢引き下げはうなずけます。
また、怖いのは世界的に政治的な動静が不安定な中で戦争の懸念が大きく。
日本も無関係ではありません。そこで、徴兵制への足掛かりではないかという意見も多いです。
これは難しいですね。イザっとなったら誰かが、その役割をしなければならないのですが、そのような状況にならないことを祈るだけです。
18歳成人式はいつから?
2022年4月に施行されるとしたら、2023年1月の成人式から18歳成人式が始まります。
2023年の成人の日は1月9日(月)です。
ちなみに成人式は国の行事ではなく、地方の任意の行事ですので、必ずしも成人の日に開催される訳ではありません。
(地方だとみんなが帰省しているお正月に行うところもありますね)
で、2023年には「2002年生まれから2004年生まれまでの、20歳、19歳、18歳」の3世代をまとめて祝わうことになります。
兄弟姉妹、先輩後輩も入り乱れて、例年のほぼ3倍の規模にふくれ上がります。
また、18歳(現役)、19歳(浪人)のセンタ試験もあり、みんなが出れるとも思えません。
ましては18歳の子たちは高校在学中が殆どですからね。
個人的には成人式の位置づけが今より軽いものになるのではと思っています。
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