最近、よく聞く病名です。
ストレスも関係あるらしく、現代人に増えています。
また、有名人がメニエール病に掛かったというニュースも聞きます。
では、そんなメニエール病にかかった場合、どんな薬を飲めばよいのでしょうか。
◆メニエール病とは
簡単にメニエール病に関するおさらいです。
メニエール病とは「内リンパ水腫(内耳のリンパが増え、水ぶくれの状態)」により
極度のめまい、吐き気などの症状がでる病気です。
根本的な原因はストレス・睡眠不足・疲労・気圧の変化・几帳面な性格などが、
あると考えられています。
◆メニエール病の薬
では、どんな薬が処方されるのでしょうか?
主な薬は以下の4つに分類されます。
・内リンパ水腫軽減に効果がある
血流改善薬 : 局所血流を増加させ、内耳の循環障害改善を図る。
ベタヒスチン(メリスロン)、アデノシン三リン酸二ナトリウム等
利尿薬 : 利尿作用により内リンパ水腫の軽減を図る。
イソソルピド製剤(メニレットゼリー)、アセタゾラミド
その他として、ステロイド薬、抗酸化薬 など
・抹消神経障害に効果がある
ビタミンB12製剤 : 神経細胞の代謝を促進し、前庭神経障害の改善を図る。
メコバラミン(メチコバール)
・自律神経症状の抑制に効果がある
自律神経調整薬 : 視床下部に作用し、自律神経のバランスを整える。
ジアゼパム
制吐薬 : めまいに伴う悪心・嘔吐の抑制を図る。
ジフェンヒドラミン(トラベルミン)、ドンペリドンなど
メニエール病には症状を抑えるためにこのような薬を処方されます。
しかし、根本原因はストレス・睡眠不足・疲労が関与していると考えられています。
したがって、薬による治療だけでは根本的な治療にはなりませんので、
ゆっくりとストレスの原因を見つめ直したり、生活習慣を改善していきましょう。
スポンサーリンク