寝苦しい夜。クーラー無しではとても寝れたものではないですよね。
私はクーラーが苦手なのですが、さすがに熱帯夜の時はクーラーをつけないと寝れないです。
しかし、朝、起きた時、なんとなく身体がだるかったり、重い感じがします。
クーラーをつけて寝たときの身体のだるさの理由と対策について、ご紹介します。
所謂、クーラー病です。
人間の身体は温度差が5度以上、あると自律神経が乱れてしまうと言われています。
例えば、外気温が30度であれば、室温が25度以下にすると、自律神経が乱れてしまうことになります。
しかし、これほどの差がなくても、急激な温度差を作ると、身体が対応できなくなります。
人間は自律神経により、暑いときは体温を逃がそうと、血管を拡張したり、汗をかいたりします。逆に寒い時は血管を収縮させ、熱を逃がさないようにします。
しかし、温度差のあるところを行き来きすると、うまくコントロールできなくなり、自律神経が乱れます。
この自律神経の乱れが、身体のだるさに、つながります。
では、このだるさを解消することはできるのでしょうか。
ここでは、寝るときの工夫と普段の生活の中での工夫と、大きく二つに分けて方法を説明します。
◆寝るときの工夫
・身体を冷やさない
体温を下げないように、クーラー風を直接、身体に当てないようにしましょう。
また、ふとんをしっかり掛けたり、腹巻をするなどして、クーラーの冷えから身体を守りましょう。
・室温を下げ過ぎない
クーラーの設定温度は何度にしていますか?
すくなくとも28度より冷やさないようにしましょう。
寝る前の部屋を冷やす時は、低くしても良いですが、寝るときは28度以上にしましょう。
・マスクや加湿器を
身体のだるさは、軽い風邪の症状から来るときもあります。
クーラーで冷えた部屋は、寒いだけではなく、乾燥もしています。
喉、鼻にダメージを与えますので、時にはマスクをしたり、枕元に加湿器を置くなどしましょう。
◆普段の生活の中での工夫
・冷たいものを食べ過ぎない
暑いからといって、冷たいアイスやジュースを飲み過ぎていたりしませんか。
また、食欲が無いため、冷やし中華やそうめんばかり食べていませんか。
冷たい飲みもの、食べ物は胃腸を冷やし、身体の芯から冷えてしまうため、血流を悪くし、胃腸の働きも悪くなり、様々な身体の不調を招きます。
夏こそ温かい食べ物、飲み物を取るように気をつけましょう。
また、しょうがなどは、身体を温める食べ物として、強力ですので、擦って食べ物に入れてみましょう。食欲も増しますよ。
・適度な運動
適度な運動により、身体を温め、汗を流しましょう。
運動といっても、暑い日中での運動は熱中症の危険があります。
朝・夕の汗をうっすらかく程度のウオーキングがお勧めです。
室内では、その場で腰を上げ下すスクワットをしましょう。足腰の大きな筋肉も鍛えられるため、身体の熱も作ってくれます。
また、運動の時には水分補給を忘れないようにしましょう。
・身体を冷やさない
シャワーで済ませずに、お風呂にはいったり、普段からクーラーの設定温度を下げ過ぎない(28度以上です)、腹巻などをして体を冷やし過ぎないようにしましょう。
また、朝起きた時に、だるいなと思った時、コップ一杯の水を飲んだ後、外に出てゆっくりと深呼吸をしましょう。
朝日を浴びて、深呼吸をすることにより自律神経が整い、外気に当たることによりクーラーの冷たい空気から解放されるため、だるさの解消に効果的です。
◆だるさの原因は温度差による自律神経の乱れから。
◆寝るときも、普段の生活も身体を冷やし過ぎない。
◆朝、起きたとき、コップ一杯の水と外での深呼吸を。
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