「ひなたぼっこ」てなんとなく言葉の響きが良いですよね。
なんとなく、のんびりとした子供の頃を思い出します。日光浴とはまた違った響きですよね。
でも「ひなたぼっこ」の「ぼっこ」とはどういう意味なのでしょうか?
ちょっと不思議な音感ですよね。実は複数の説があります。
◆ほっこり?◆誇り?
◆惚ける?
誇り
元々は古語で「日向ほこり」という言葉があり、なんと、今昔物語の時代からあったそうです。
この「日向ほこり」が促音便化。つまり言いやすくなって「ひなたぼっこ」となった説です。
この「ほこり」が「誇り」から由来するということです。
昔は日向に当たることが名誉に当たることだったのでしょうか。
ほっこり
もう一つの説は「ほっこり」から由来する説です。
「ほっこり」とは温かくなるとか、ホットするとか、和む、穏やかになるなどの意味があります。
「日向」に当たって「ほっこり」する。個人的には一番しっくりする由来です。
惚ける
最後の説は「惚ける」から由来するという説です。
「ひなたぼっこ」は「日向惚け在り」(ひなたほうけあり)と言っていて、この言葉の意味は日を浴びて惚けていることです。
惚けるとは「ぼんやり」とするという意味があります。
「日向」に当たって「ぼんやり」とする。これもいいですね。
まとめ
「ひなたぼっこ」の「ぼっこ」の由来は諸説あり。「誇り」、「ほこり」、「惚ける」
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