「もんげー」をご存知ですか? 言葉の響きが可愛く、耳に残りますよね。
最近、岡山県が一押しの方言です。
岡山県の英雄の桃太郎ともコラボしたりして、JRの駅の広告などでは本当によく見ますよね。
しかし、「もんげー」の詳しい意味は良く分からないところがあります。
しかも、なんと、岡山弁では無いという説もあります。
本当のところはどうなんでしょうか?
小さいお子さんをお持ちの方ならすでに、ご存知のことと思います。
テレビアニメの「妖怪ウオッチ」の人気のキャラクター「コマさん」と「コマじろう」の兄弟の口癖です。
「ものすごい」という意味です。
ちなみに、「コマさん」、「コマじろう」は神社の狛犬の妖怪です。双子の兄弟で「コマさん」は兄、「コマじろう」が弟です。
妖怪といっても見た目はとても可愛いため、妖怪ウオッチの中でも主人公の「じばにゃん」人気を争っています。
また、この「もんげー」ですが、「もんげー驚いたズラ」のように「ものすごく驚いたよ」の意味で使います。
「ズラ」も方言ですね。
妖怪ウオッチの「コマさん」と「コマじろう」の人気伴って、全国的に子供たちが岡山べである「もんげー」とか、「ズラ」とかを使っているそうです。
しかし、ここで「もんげー」は実は岡山弁では無い説が浮上しています。
発端は人気漫才師の「千鳥」です。
「千鳥」は岡山県の出身で、今は岡山観光大使の「おかやま晴れの国大使」となっています。
テレビ朝日系の「アメトーーク」で「もんげー」は”岡山弁ではない!”、”誰もつかっていない!”、”岡山県知事が可愛いし、流行っているから使おうと言った”などど暴露トークをしました。
本当のところはどうなんでしょうか?
実際は方言では良くあることなのですが、年代や地方によって、方言の使い方が違います。
「もんげー」も岡山の一部の地方、年代の方は使っているので、一応、岡山弁でいいようです。
しかし、最近は、「ものすごい」とニュアンスが近い「でーれー」「ぼっけー」に押され、「もんげー」だんだん使われなくなってきているようです。
ここでは「もんげー」は岡山弁であると認定いたします。
日本語は難しいですね。もんげー勉強になったズラ・・・。
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