彼岸花(曼珠沙華)の毒の危険性

彼岸花  ・・・ ひがんばな
曼珠沙華 ・・・ まんじゅしゃげ

と読みます。(ここに来た方はもう、ご存じですね(^^;)
どちらも、同じ花を指します。

9月中旬のお彼岸の頃、独特な姿の赤い艶やかな花です。
私は見たことが無いのですが、稀に白いものもあるそうです。

そんなきれいな花ですが、毒を持っているのをご存知ですか?

全草有毒といって、花・葉・茎・球根すべてに毒を持っていますが、
特に球根に毒の成分が多いです。

◆彼岸花の毒はどんな毒

リコリンというアルカロイド(塩基性を示す天然由来の有機化合物の総称)の一種です。
触れると皮膚炎を起こすことがありますので、注意が必要です。

誤って、口に入れると呼吸不全、痙攣、中枢神経麻痺、嘔吐、下痢などを起こし、
最悪の場合は、中枢神経の麻痺を起して、死に至ることもあります。

意外と怖いですが、正しい知識を身につければ大丈夫です。
あまり、家の中には持ち込まない方が無難です。

なお、この毒はスイセンなども持っています。

◆彼岸花の毒の効用

このような毒性を持っている彼岸花ですが、
お墓や田んぼの回りでよく見かけるとおもいませんか。

これは、自然に発生したのではなく、人為的に植えられたものと考えられています。

目的としては、墓地の場合は虫除け及び土葬後、死体が動物によって掘り荒されるのを防ぐため
田んぼの場合はネズミ、モグラ、虫など田を荒らす動物がその鱗茎の毒を嫌って避けるためと考えられています。

毒の反面、石蒜(せきさん)という名の生薬でもつかわれます。
これは、利尿や去痰作用がありますが、毒性がありますので、民間療法として利用するのは危険です。

また、昔の人は飢饉などの際に、毒抜きして救荒作物として食用にしていたようです。
但し、手間のかかる毒抜きに失敗して、中毒症状を起こし、時には命を落す人もあったようです。

目で見て、楽しむ程度が良いですね。
繰り返しますが、あまり、触ったり、家には持ち帰らない方が良いです。



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