外来種「ツマアカスズメバチ」が来襲

皆さんは「ツマアカスズメバチ」をご存知でしょうか?

日本に元々生息していないハチですが、長崎県の対馬で発見され、問題になっています。

人的な被害はもとより、生態系への影響が懸念されるためです。

◆ツマアカスズメバチとは?

原産地は中国や東南アジアなどです。

体長は2~3センチ。(オオスズメバチより小型ですね)
昆虫やクモを食べる肉食性で特にミツバチを好みます。

ツマアカスズメバチは1836年に存在が確認されました。
全体的に黒い体をしていて、和名の「ツマアカ」という呼称は、お腹の先端が赤みを帯びた色をしていることから名づけられました。

特徴をまとめると以下の通りです。

名前  ツマアカスズメバチ
発見  1836年
原産地  インドネシア・ジャワ島
分布  アジア全域(西:パキスタン、東:中国南部、台湾)
体長  女王蜂:最大30mm程度、働き蜂:平均20mm程度、
雄蜂:最大25mm程度
食性  成虫:樹液、蜜
幼虫:肉食(ハエ・ミツバチ・トンボを主とする)
営巣場所 初期:土中、低木の茂み
規模拡大後:高さ数メートル以上の樹上
その分布範囲は日本以外のアジア全域にわたっており、非常に広大です。

◆危険性

極めて強い繁殖力と攻撃性です。
非常に高い攻撃性を持ち、一度獲物・敵と定めた相手に対しては執拗に攻撃をくり返す習性があります。

また、ツマアカスズメバチの外来種としての最大の脅威は、その生息圏を拡大するスピードにあります。
ヨーロッパ・アジア全域で猛威を振るっています。

ヨーロッパでは初期、2005年頃にフランス南西部のみで確認される程度でしたが、
2010年にはすでにフランス南部・西部を超え、スペイン北部にまで進出しています。
さらにその2年後(2012年)には、ポルトガル、ベルギー、ドイツでも確認されるようになっています。

一方、アジアでは2003年に釜山で確認されて以降、韓国での被害が拡大し続けています。
韓国では既に在来種のスズメバチを上回る数が生息しており、生態系が崩れてしまっています。

このように、海外では人や養蜂への被害が深刻になっています。
なんとか水際で食い止めようと、環境省は駆除などの対策に乗り出しています。

特段の天敵がいない対馬ではツマアカスズメバチは昆虫の生態系の頂点に立つことになるため、
生息圏に拡大スピートの速さが心配です。



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