「油を売る」の語源は髪の油から?

「あいつはどこで油を売っているんだ!」、「油を売ってばかりいないでちゃんと仕事をしろ!」などと怒られたことはありませんか?

最近はあまり聞かないですよね。私も子供の頃、親に言われたかなと思うくらいで、社会人になってからは言われた覚えはありません。(もしかしたら蔭で言われているかもしれませんが(^-^;)

しかし、なぜ「油を売る」なのでしょうか?ここでは「油を売る」の語源を中心に説明します。

「油を売る」の意味

辞書で調べますと以下のような意味です。

・むだ話などをして仕事を怠ける。
・仕事の最中に人目を盗んで怠けること。また、無駄話をして時間を過ごすこと。

いずれも仕事を怠ける、無駄話しをするがキーワードのようです。

なぜ「油を売る」というの?

では、無駄話をして仕事を怠けるのが、なぜ「油を売る」というようになったのでしょうか。

「油を売る」の語源は江戸時代にさかのぼります。

江戸時代の女性の髪の油は、主に行商人から買っていました。

当然、商売ですから会話をしますよね。女性と話をしながら柄杓で油を量り売りをします。

油は粘度が高いので、水のようにサッと測るわけにはいきません。

その情景を思い浮かべてください。女性とおしゃべりしながら、ゆっくりと油を量る。

ゆっくりとしているのは、油商人の責任ではなく油の性質のためなのですが、何も知らない人から見ると無駄話をして仕事をさぼっているとしかみえません。

このように、「油を売る」とは、悲しい誤解から生まれたと言われています。(諸説あり)

「油を売る」の間違った使い方

「油を売る」というのは、一時的なことを指します。例えば、「あの人はここ10年、何もせずに油を売って怠けている」にように長期間の状態を表現するのは間違った使い方になります。

まとめ

◆「油を売る」の意味は無駄話をして仕事を怠けること。

◆「油を売る」の語源は江戸時代の髪の油を売っている状態から。

◆「油を売る」は一時的な状態を指す。



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