2017年夏の猛暑の経済効果

2017年の夏は、全国的に猛暑が予想されています。地球温暖化の進行が止まらないためか、毎年にように猛暑です。気温35度もそんなに珍しいことではなくなりましたよね。

猛暑になると、個人消費が上向くという過去の実績があります。さて、2017年夏の猛暑はアベノミクスの後押しになるのでしょうか?

青空と太陽

 

なぜ個人消費が上向くのか

 

なぜ、猛暑になると個人消費が上向くのでしょうか。

それは、人間の生理的な反応のためです。暑くなれば喉が渇きます。また、涼しいところに行きたくあります。

あとは、風が吹けば桶屋が儲かる的に、関連する業種の消費が活発になります。

過去の実績によると、猛暑いことによって消費が上向く代表的な業界はエアコンや飲み物関係です。

エコン

エアコンなどは猛暑になると通常の年より3倍の受注増となると言います。単に涼しさを求めるだけでなく、熱中症の防止のためだったり、省エネタイプへの買い替え需要も喚起します。

さらに、飲料の販売比率の高いコンビニエンスストア。暑くなると涼みがてらにコンビニに入って飲み物を買う人もいるのではないでしょうか。

飲料の販売増に伴い、缶・ペットボトルやそれらに貼るラベルのメーカー、原材料となるアルミニウムの圧延メーカー、商品を包装するダンボールメーカーなどへの影響も目立つようになります。

ラムネ

また、日差しが強く、夏のイベントで外出も増えますので、目薬や日焼け止め、虫除けといった製薬関連のほか、旅行業界やプールなどの水に関連する業界も猛暑では業績が大きく伸びます。

猛暑によるこれらの消費拡大効果で広告代理店の受注も増加しやすい傾向があります。また、消費拡大効果で荷動きが活発になる運輸関連の業績も上がります。

一方、あまりにも暑いと外出を控えるため、ファミリーレストランやデパートの消費が一時的に落ち込むこともあります。

代表的な業種だけでもこれだけの個人消費が上向きます。

お父さん達にとって、一番、景気の上向きを感じるのは、ビアガーデンの込み具合ではないでしょうか。

ビアガーデン

 

具体的な経済効果

 

日照時間と個人消費の関連を調査すると、7-9月期の日照時間が通年比10%増加すると、同時期の家計消費支出が通年比0.45%程度押し上げられる実績があります。

仮に2017年の夏が過去の猛暑の年と同様となるならば、日照時間は通常の年と比べて25.0%増加になりますので、その経済効果は1.1%UPとなり、金額に換算されると約7,000億円という試算が出ています。

お金

当然のことながらこれは商取引の金額ですので、そのまま収入になるわけではありません。逆にあなたの財布から支払う金額です。

しかし、時間はかかりますが、企業が潤えば社員への還元されることが期待できます。

 

その後の反動に注意

 

消費は拡大しますが、個人収入が増えているわけではありませんので、涼しくなってから(今年は残暑も厳しい予報ですので10月くらいからでしょうか?)消費の引き締めが良そうされます。

また、地球温暖化の影響で暖冬の傾向があります。暖冬ですと猛暑の逆で消費が冷え込みますので、秋以降の経済は二重に注意が必要です。



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