名古屋名物のきしめんの語源は碁石から?

名古屋の名物として知られている「きしめん」。

あの幅がひろくて薄い麺が好きな人にはたまりません。

一口メモですが、きしめんは見た目の通りにうどんの一つの種類をJAS規格では定義されています。

きしめん

一般的には平打ちうどん(ひらうちうどん)とも呼ばれています。

同じ平打ちうどんでは、群馬県の「ひもかわ」や岡山県の「しのうどん」と呼ばれます。私の親は群馬県の隣の長野県の出身ですが、「ひもかわうどん」と呼んでいます。

横道にそれてしまいましたが、なぜ、「きしめん」と呼ばれるのでしょうか。その語源を探ってみましょう。

 

碁石を語源とする説

 

最初にご紹介するのは、諸説あるうちの中でも有力なものは碁石を起源とする説です。

中世に禅僧が中国から伝えた「碁子麺」または「棊子麺」です。これで「きしめん」と読みます。

囲碁

この碁子麺とは、小麦粉を練って平たくのばし、竹筒で碁石の形に打ち抜き、ゆでて、きな粉をかけて食べる食品です。

この「碁子麺」ですが、元々は碁石の形でしたが、徐々に平たくなったと考えられています。

 

鳥のきじを語源とする説

 

次が鳥の「きじ」を語源とする説です。

その昔、尾張徳川家だけが許される特別な食べ物のひとつに、きじ肉を入れた「きじめん」という麺がありました。

油揚げ

当時はきじ肉は高級な食材でしたので、ある藩主が「きじの肉の代わりに油揚げを入れれば、庶民が食べてもよい」としたことから、油揚げを入れた「きじめん」の音が変化して「きしめん」の名で広がったという説です。

油揚げは現在のきしめんの具の定番になっていますので、この説を有力とする説があります。

 

紀州を語源とする説

 

最後は、紀州を語源とする説です。紀州は現在の和歌山県、三重県の南部のあたりを指します。

その昔、紀州の殿様が尾張の殿様に、持ってきたお土産の麺を、尾張の殿様は紀州麺と呼んで喜びました。これも「紀州麺」の音が変化して、「きしめん」となったという説です。

「きじ説」も「紀州説」も名古屋にゆかりがある尾張徳川家が、関連しているという共通点があるというのが面白いですね。



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