プール熱とは なぜ「プール熱」というの?

夏頃になると小さなお子さんたちの間に「プール熱」が流行することがあります。

「プール熱」ってなんか不思議な名前ですよね。

「プール熱」について調べてみました。

 

プール熱とは

 

いわゆる、夏風邪の一種です。正式名称は咽頭結膜熱といいます。

アデノウイルスというウイルスによる感染症です。毎年、6月頃から徐々に増加しはじめ、7~8月頃にピークを形成し、10月頃まで流行が見られます。しかし、アデノウイルスは1年中活動しているため、夏以外にも流行することがあります。

夏にピークを迎えるウイルスのため、プールで感染することがあるので、「プール熱」と日本では呼ばれます。
ただ、ウイルスによる飛沫感染ですので、プール以外で感染する方が多いそうです。

プール

プール熱の症状に結膜炎があるため、プールでうつされたというイメージが定着したのでしょうか?

また、患者さんは1~5歳の各年齢がそれぞれ15%前後で、5歳以下が全体の約80%を占めています。

小さなお子さんが夏に、結膜炎により目を赤くして、熱が出る。まさに「プール熱」ですね。納得しました。

 

プール熱の症状

 

プール熱の主な症状は、結膜炎、咽頭痛、発熱の3つですが、3つ全てが出ないこともあります。

特徴的なのは目の症状で、結膜炎を伴い真っ赤に充血して痛みを伴います。目やにや涙がでることもあり、多くの場合、始めは片方の目に症状が現れ、そのうちもう一方の目にも症状が現れます。

体温計とマスク

発熱は、39~40℃の高熱が3~7日間続きます。

その他に、腹痛、下痢、咳、頭痛を発症することがあります。

やはり、他の風邪とは異なる特徴は目の症状ですね。

 

プール熱の治療

 

治療については、特段の治療をせずに自然に治ることが多いです。
他の風邪と同じように、解熱や目の症状を抑えたり、喉の痛みを抑える対処療法をすることがあります。

但し、汗をかく夏に、小さなお子さんがかかる病気のため、脱水症状には注意しましょう。

 

プール熱の予防

 

プール熱のアデノウイルスはとても感染力が強いウイルスです。

予防には感染者との接触を避け、小まめに手洗いをしましょう。

家庭内でも感染しないように、タオルや洗面器などの共用を避け、洗濯も別にしましょう。

手洗い

なお、潜伏期間は5~6日で、その間も感染力があり、症状が治まったあとも咽頭からは7~14日間、便からは30日間程度は、ウイルスを排出し続けることがあります。お子さんの症状が治まったからと油断は厳禁です。

また、プールの季節には、タオルの貸し借りをやめることと、症状がある時にはプールに入らないことなど、一般的な予防法の励行が大切です。

夏風邪とはいえ、お子さんにとってはつらい症状ですので、普段からの予防を心掛けましょう。



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