ビール、発泡酒、第3のビール。酒税が同じになったらどうなる?

スーパーのお酒売り場に行くと、ビール、発泡酒、第3のビールが並んでいます。
様々な種類が並んでします。値段を見るとビール > 発泡酒 > 第3のビールの順に高くなっています。

どうしても手にとるのは、お安いものになってしまいますよね。
その酒税が近い将来同じになってしますというのです。

 

ビール、発泡酒、第3のビールの違いと酒税について

 

ビール、発泡酒、第3のビールの酒税は財務省で、以下の通り決めています。

区分 税率(1キロリットル当たり)
発泡性酒類 220,000円
発泡酒

(麦芽比率25~50%未満)

178,125円
発泡酒

(麦芽比率25%未満)

134,250円
その他の発泡性酒類

(ホップ等を原料としたもの(一定のものを除く。)を除く。)

80,000円

<出典:財務省ホームページより>

 

分類も細かく、用語もちょっと分かりにくいですね。
ざっくりと表すと以下の通りです。

区分 税率(350ml当たり)
ビール 77円
発泡酒 47円
第3のビール 28円

 

ん?実際の価格差より税額差は小さい気がしますね。
実際、銘柄によりますが、店頭価格はこんな感じです。

区分 店頭価格(350ml)
ビール 220円
発泡酒 140円
第3のビール 120円

それぞれの価格差は税率だけではなく、原材料費の差もあるのですね。

 

ビール、発泡酒、第3のビールの酒税が同じになる?

 

さて、ここで気になるニュースがあります。
政府・与党は2017年度税制改正の議論で、ビール類の酒税の見直しを進める方針とのことです。

政府・与党が問題としているのは”類似した商品の税額が異なるのは公平性を欠く。税制が商品の売れ行きや開発の方向性を左右するのも望ましくない”とのことです。

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では、今まで税率を変えていた理由は何なの?と思いますが、税収を上げたい財務省の思いが強いということですね。

民間のビール企業は税制対応として、きめ細かい商品開発を展開するという企業努力をしていましたが、白紙にするという状況です。

そこで、今後ですが、税率は一本化する予定です。
2020年から段階的に「ビール」は減税、「発泡酒」、「第3のビール」は増税となり、最終的には2026年に350ml缶の税率が55円に一本化されます。

それでは、税率が一本化となった後はビール類の市場はどうなるのでしょうか?

隠す

◆発泡酒、第3のビールが無くなる

一つの説は価格差が少なくなるため、発泡酒、第3のビールが淘汰され、ビールのみになるという説です。

発泡酒が初めて世に出た1994年前に戻るということですね。

消費者としてもできればビールが飲みたい、企業側としても設備投資の重複が避けられるため、ビールのみになってしまうということです。

 

◆ビール、発泡酒、第3のビールは共存する

もう一つの説は、今まで通り、ビール、発泡酒、第3のビールが共存するという説です。生産量は自然とビールが多くなりますが、品ぞろえとしては、従来通りということです。

発泡酒、第3のビールが生き残る理由としては、次のようなことが考えられます。

・機能性
発泡酒、第3のビールは「糖質ゼロ」、「プリン体ゼロ」等、ビールとは異なり健康に良い商品があります。

健康上の理由でビールを控えたいという人にとっては、発泡酒、第3のビールを選択することになります。

・味の好み
長年、発泡酒、第3のビールの味に親しんでいると、ちょっとビールは重いという人はいます。

体調によりますが、私も発泡酒、第3のビールの方が軽くて飲みやすいと感じることがあります。

気軽に飲みたいときは、少し安くて、飲み味が軽い発泡酒、第3のビールも選ぶという場面はあると思います。

私は販売量は縮小しますが、発泡酒、第3のビールは生き残ると考えています。

 

まとめ

 

◆ビール、発泡酒、第3のビールの酒税は原料によって異なる

◆ビール、発泡酒、第3のビールの酒税は2020年から段階的に統一され、2026年に350ml缶の税率が55円に一本化される。

◆酒税統一後は、ビールのみになるか、発泡酒、第3のビールは生き残るは現時点では不明

 

ビール好きの人には嬉しいですが、節約志向や発泡酒、第3のビールのファンの人には厳しい話ですね。

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