「黄葉」の読み方は? なぜ黄色くなるの?

秋の紅葉は普通ですが、黄葉という言葉もたまに目にします。
どう、読むのでしょうか?
また、なぜ黄色くなるのでしょうか?

◆黄葉の読み方

「こうよう」、「おうよう」どちらも正しいです。
葉が紅くなるものが紅葉で、同じように葉が黄色くなるものを黄葉と表します。

「こうよう」が一般的だと思いますが、会話の中では紅葉と区別できないので、
黄色を強調したいのなら「おうよう」の方がいいと思いますが、
聞き返されてしまうかもしれません(^^;。

ちなみに、万葉集では黄葉を「もみぢ」と読むようです。
また、「もみじ」や「もみじば」とも読むみたいですが、一般的ではないですので、
自分から使う場合は、状況をご判断ください。

なお、紅く色づくのが「紅葉」。
褐色に色づくのを「褐葉(かつよう)」といいます。

◆なぜ黄色くなるか

まず、もともと葉の中には黄色系の色素(=カロチノイド)と緑色の色素(=クロロフィル)があります。

いずれも葉の葉緑体の中にあり、光合成の主役はクロロフィルですが、
カロチノイドも協力して効率よく光のエネルギーを吸収し、
二酸化炭素と水からデンプンなどを合成して蓄えています。

夏には強い日差しによって光合成がさかんに行われ、植物が生長するための栄養分がまかなわれます。
ところが、秋になり日差しが弱くなってくると、光合成でつくられる栄養分から得られるエネルギーよりも
葉を維持するために消費されるエネルギーの方が大きくなるため、
エネルギーのムダを避けるため(賢い!!)に、葉を落とす準備に入ります。

落葉樹は光合成の主役であった緑色の色素が不要になるため、
分解されて徐々に消えていきます。

すると、自然にもともと持っている黄色系の色素が目立つようになるため、
「黄葉」となるのです。

黄葉する木にはブナやミズナラ、カラマツなどがあります。
カロチノイドには主にβカロチン(だいだい色)とキサントフィル(黄色)があります。
都会では銀杏の木が多いですね。

自然の優秀な節理がこれらの木の葉を黄色くするわけなんです。



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