「不要不急」ってよく聞きますが、その意味とは?

ニュースでアナウンサーが「明日は台風が近づきますので不要不急の外出は控えましょう」などと読むことがあります。

最近では内閣府防災のTwitterでも不要不急の外出を控えるようにというコメントを出しています。

外出を控えるようにということですが、会社に行ってみるとみんな出社しています。

不要不急とはどういう意味なのでしょうか。

 

不要不急の意味

広辞苑で調べてみると、以下のような説明があります。

どうしても必要というわけでもなく、急いでする必要もないこと。

ひねりもなく、漢字そのままの意味ですね。

ちなみに、私の手元にある新明解国語辞典 第五版には「不要不急」は載っていませんでした・・・。

 

よく使われる場面

 

・台風
・大雪
・新型インフルエンザ流行
・クマの目撃
・犯罪者の逃走
・火山噴火

 

やはり良く使われるのは、天候に関連する場面ですね。

台風、大雪などで、外出に危険が伴う場合。例えば、台風ですと強風で障害物が飛んで来たりとか、風にあおられて転倒の危険性があります。

雪も同じですね、足元が悪くなりますので、転倒の危険性や屋根からの雪の塊が落ちてくる危険性があります。

台風、大雪ともに電車の運休や遅延、飛行機の欠航など、交通機関が乱れる可能性もあります。

また、新型インフルエンザが流行している時も、人混みへの「不要不急」な外出は控えるようにとの呼びかけがされていました。

クマの目撃情報があった場合や、犯罪者が逃げている場合、火山の噴火した時も「不要不急」が使われることがあります。かなり、多くの場面で使われていますね。

 

不要不急の実態

 

「不要不急の外出は控えてください。」その実態はどうでしょうか。

働いている大多数の方は出社しています。つまり外出しています。

Twitterでは以下のような投稿があります。

社会的な判断では仕事は「不要不急」では無い、と認識されているのが実態ですね。

個人の判断で「私の仕事は「不要不急」でないので、休みます。」とか言ったら、世間の常識では認められないようです。

一方、東日本大震災の時には、こんな記事がありました。

自分の仕事の価値に、自分の存在価値に、こう疑問を感じてしまった人たちがいる。

「不要不急の仕事、つまり、重要でも急ぎでもない仕事の場合、会社に来なくていい」と、会社から自宅待機の指示を受けて、「オレの仕事は不要不急なのか」とショックを受けたというのだ。

自分は重要な仕事をやっていると思い込んでいたが、どうやらそうでもない“らしい”。

「不要不急」という、これまでめったに使われることのなかった言葉がきっかけとなり、それまで自分が信じていた価値観がガラガラと音を立てて崩れ去った。

出典 http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110426/219664/?rt=nocnt

この方の場合は、自分の仕事は「不要不急」と判断され、仕事での自分の存在価値に疑い持ってしまったのですね。

「不要不急」は使い方が難しい言葉です。

 

まとめ

 

◆ 「不要不急」は”どうしても必要というわけでもなく、急いでする必要もないこと”。

◆ 「不要不急」は台風、大雪、新型インフルエンザ流行等と多くの場面で使われる。

◆ 社会人は「不要不急」を理由として、会社で休むことは世間常識的には難しい。



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